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コラム

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8. 腋をしめる

皆様はお身体を上手に使っておられますでしょうか。
身体を上手に使っているかどうかのチェックポイントのひとつに、『腋がしまっているか」という点があります。
無駄な力が抜けてリラックスできているかをチェックできるのです。
ピアノを弾く時も、ゴルフをする時も「腋をしめろ」と指導されることでしょう。
パソコンのキーボードをたたく時も、包丁で切る時も、 字を書く時だってそうです。
何をする時でも「腋がしまっている』ことが大切です。

『腋をしめろ』というと力をいれてしめる方もおられますが、そうじゃなくて、腕や屑の力が抜けて重力により腋が自然にしまる状態がいいのです。
逆に腋があいている時は腕や肩に無駄に力が入っています。
腋がしまっていると、肘が身体の正中に近づき、全体の重心が中心に近づきます。
そうすると動作はすばやく正確で、美しく疲れにくいものとなります。
この『腋のしまる』状態では自然と小指に意識がおかれ、重点がおかれるようになります。
ゴルフでも剣道でもテニスでも小指が大切なわけですね。
一度動作時に腋がしまっているかをチェックしてみてはいかがでしょうか。